3つの
ポイントで
欲しがる脳に
脳のクセを知り
経験則に頼らない
買い物脳対策
当サイトでは順次ニューロマーケティングに関する情報提供を行っていきます。
まずは基本的な3つのチェックポイント
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クラッター
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ボトムアップ処理/トップダウン処理
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0.2秒後/15秒後/翌日
1.クラッター
「お客様にはとにかく商品を選んでもらいたい。だからできるだけたくさんのものを掲載したい」
「せっかくなので、ついでにこの商品も入れておいて」
制作の現場ではよくある光景です。
しかしこれは広告を見る側からすると情報過多となります。
一度にたくさんのものを見せられて「うわっ!」という状態、
これをクラッター(混乱)といいます。
これは脳内で人間が一度に記憶できる量がごく僅かであることに因ります。
特に顧客との関係性が薄いときにはこのクラッターは要注意です。
ただし、これはその分野についてとても詳しい、大好きな人たちを対象とするとなると話が違ってきます。
2.ボトムアップ処理/トップダウン処理
ある旅行会社が夕陽の写真を掲載しました。
美しいビーチに魅せられる人が来るだろう、というのがねらいです。
しかしそれを見せたら全く別の商品が売れてしまった。
お客様は全くその写真を意識していなかった。
人が見てみるものは実は点と線の集まりである。これをボトムアップ処理といいます。
それがなんであるのか?実は説明をしないとただの線と点の集まりでしかないのです。
そして概念として事前と知っているからそう見えるわけです。
3. 0.2秒後/15秒後/翌日
一週間前のおかず、何だったか覚えていますか?
おそらくほとんどの方は覚えていないと思います。
同様に、あなたの会社の広告や様々なプロモーションも一度やっただけでは覚えていません。
「よしこの広告一発で決めてやろう」
コスト削減の思いからこうしたくなる理由はよくわかります。
しかし、一度で効くマーケティング、一度で効く広告はあり得ません。
これは人が忘れるから。
忘却は、0.2秒からはじまります。
意味のある事柄でさえも15秒後から忘れはじめます。
そして、翌日には半分のことを忘れています。